--itaiji-json 用JSONファイル目録(更新版: 集韻異体字ペア追加)

--itaiji-json 用JSONファイル目録(更新版: 集韻異体字ペア追加)

July 11, 2026
デジタル人文学, 日本古辞書
廣韻, 集韻, 音韻学, 漢字データベース, Python, 宋本廣韻, HDIC, DHSJR, KRM, データ統合, 異体字, Unicode

--itaiji-json 用JSONファイル目録(更新版) #

gy_dhsjr_link.py--itaiji-json オプションに指定するために作成した 異体字ペアJSONの目録である。各ファイルは基本的に [{"c1": "字A", "c2": "字B"}, ...] 形式のペアリストである。

本稿は itaiji-json-inventory.md(2026-07-04版)に、 集韻(jiyun)由来の jy_itaiji_pairs.json を追加した更新版である。旧版の内容は そのまま引き継いでいる。

一覧 #

ファイル名件数位置づけ由来・内容利用上の注意
itaiji_gy_compare.json870本運用寄り廣韻.csvsbgy.xml の見出し字差分から作成した異体字ペア。宋本廣韻データ同士の字体差に基づくため、比較的使いやすい。
itaiji_jisx0213.json1,320本運用寄りCJKVI jisx0213-variants.txt 由来の関連字ペア。DHSJR の見出し字正規化方針と関係が深い。
itaiji_cjkv_simplified-variants.json16,786本運用寄り・要注意CJKV 系の簡体字・異体字対応表由来。件数が多く、unmatched は減るが multi 増加に注意。
itaiji_jp-old.json1,093補助日本語新旧字体対応由来。全体改善効果は小さいが、一部の新旧字体差の補助に使える。
itaiji_krm_gy_attested.json1,618本運用寄りKRM 側で廣韻同字確認済みとみなした異体字ペア。KRM 由来の異体字に有効。DHSJR 全体では multi 増加も確認する。
itaiji_krm_unverified_20260626.json60実験・要確認KRM 未収録例から手作業で作成した未検証ペア。検証済みではないため、利用時は差分確認が必要。
itaiji_dhsjr_unverified.json20実験・要確認DHSJR 全体接続の未照合字を確認して追加した未検証ペア。原則として c1 に DHSJR 側の出現形、c2廣韻.csv で引ける主字を置く。利用時は unmatched 減少だけでなく multi への移動も確認する。
gy_kakko_itaiji.json238実験・追加候補廣韻照合過程で抽出した括弧付き字形などの追加異体字候補。出典・採否を確認しながら使う。
checked_unmatched_chars_in_cjkvi_variant.json4,002確認結果・派生候補unmatched 字を CJKVI variants 系データで確認した候補。そのまま本運用に入れる前に、対応関係の妥当性を精査する。
jy_itaiji_pairs.json17,494本運用寄り・新規集韻(~/codex/jy/vol1vol10、ctext.org保存HTML由来)の各小韻の headword_run に複数文字が連続する箇所(「或作」「亦作」「籒作」「隷作」等の異体字を示す語を伴う)を異体字集合とみなし、集合内の全組み合わせをペア化。scripts/extract_itaiji_from_jiyun.py で生成。集韻内部の字体差に基づくため、廣韻の字体差(itaiji_gy_compare.json等)とは独立の系統。巻末書誌情報(「集韻卷N」等の巻末表示、校訂官氏名列記)やOCR編集注記(「●缺字:〇」)は note が空/「臣」の群・「缺字」を含む群として除外済み。30-048-02_RMK.tsv 単独接続で unmatched 5,545→4,604(-941)、multi 6,582→6,897(+315)を確認(他の itaiji JSON 併用なし・このJSON単独の効果)。

推奨運用 #

当面は各JSONを統合せず、由来別の正本として保持する。統合版が必要な場合は、 手作業で編集せず、元JSONから生成する派生ファイルとして作成する。

比較的安全に使いやすい組み合わせは次のとおりである。

--itaiji-json itaiji_gy_compare.json,itaiji_jisx0213.json,itaiji_krm_gy_attested.json

より広く拾う場合は、CJKV 簡体字・異体字対応や未検証ペアも追加できるが、 unmatched 減少と同時に multi が増えるため、実行結果の dhsjr_gy_multi.tsv を必ず確認する。

--itaiji-json itaiji_gy_compare.json,itaiji_jisx0213.json,itaiji_cjkv_simplified-variants.json,itaiji_jp-old.json,itaiji_krm_gy_attested.json,itaiji_krm_unverified_20260626.json

DHSJR 全体の未照合字を追加確認した結果まで含める場合は、 itaiji_dhsjr_unverified.json も末尾に追加する。

--itaiji-json itaiji_jisx0213.json,itaiji_gy_compare.json,itaiji_cjkv_simplified-variants.json,itaiji_jp-old.json,itaiji_krm_unverified_20260626.json,gy_kakko_itaiji.json,checked_unmatched_chars_in_cjkvi_variant.json,itaiji_dhsjr_unverified.json

集韻由来の異体字も加える場合は jy_itaiji_pairs.json を末尾に追加する。単独でも unmatched の顕著な減少が確認できているため、他の JSON と独立に検証したい場合は これ単体でも試す価値がある。

--itaiji-json itaiji_jisx0213.json,itaiji_gy_compare.json,itaiji_cjkv_simplified-variants.json,itaiji_jp-old.json,itaiji_krm_unverified_20260626.json,gy_kakko_itaiji.json,checked_unmatched_chars_in_cjkvi_variant.json,itaiji_dhsjr_unverified.json,jy_itaiji_pairs.json

整理方針 #

  • ファイル名変更やディレクトリ移動は、既存 docs の実行例を更新してから行う。
  • 将来的には itaiji_maps/ などのディレクトリへ集約する。
  • 統合JSONを作る場合も、由来別JSONを正本として残す。
  • checked_unmatched_chars_in_cjkvi_variant.json のような確認結果は、採用済みペアと候補を分けて管理する。
  • jy_itaiji_pairs.json のように生成スクリプト(scripts/extract_itaiji_from_jiyun.py)を伴うファイルは、元データ(jy/vol{N}/jiyun_juan{N}_groups.tsv)が更新された場合に再生成すること。手編集はしない。