2001年2月15日作成

JIS漢字の参考文献案内


池田証寿/shikeda@Lit.Let.hokudai.ac.jp

公開済みの参考文献案内

文字コード関係の参考文献の案内はいくつか公開されている。 比較的最近のもので入手しやすいものを挙げる。

  1. 家辺勝文「文献案内及び関連ウェブサイト」(『人文学と情報処理』第26号、勉誠出版]2000年4月、pp.84--88)
    この号の『人文学と情報処理』は「文字コード論から文字論へ」を特集。
  2. 「文献リスト[文字コード標準体系検討専門委員会関連文献資料]」(『文字コード標準体系検討専門委員会報告書』財団法人情報処理学会情報規格調査会、1999年8月、pp.48--56)
    http://www.itscj.ipsj.or.jp/domestic/mojicode/index.htmlから 入手できる。
  3. 「ほら貝:『電脳社会の日本語』参考文献」(2000年3月)
    加藤弘一『電脳社会の日本語 文春新書』(文藝春秋、2000年3月)のサポートページにある。 http://www.horagai.com/www/moji/nihon/を参照。

文字コード問題は、利害に絡むところの多い、政治的な問題でもあるので、 完全に中立的な参考文献案内は困難である点に注意されたい。

入門

文字コード問題の入門向けとしては、文庫や新書に入っていて、入手しやすいものが望ましいのだが、まだ、適当な参考書がない。

  1. 古瀬幸広『ワープロここが不思議―ちょっと知的なワープロ学 講談社ブルーバックス』(講談社、1994年5月 )
    文字コードの持つ問題に平易に触れていて有益。最近の動向が反映されていないのが難点。
  2. 伊藤英俊『漢字文化とコンピュータ 中公PC新書』(中央公論社、1996年11月)
    NECオフィスシステム(株)に勤務しJIS漢字の規格改訂にも関わった著者の立場から、文字コードを解説。やや古い。
  3. 家辺勝文『デジタルテキストの技法』(ひつじ書房、1998年7月)
    電子メディアにおける文字という視点から文字コードを説く。文庫・新書ではないが、お薦め。
  4. 加藤弘一『電脳社会の日本語 文春新書』(文藝春秋、2000年3月)
    文藝評論家による最新の著書。文字コード問題に関する積極的な発言で有名。文字コード問題の政治学を概観して貴重だが、誤植が目立つ点と、見方に偏りがある点に注意。

概説

符号化方法

  1. Ken Lunde『日本語情報処理』(春遍雀來・鈴木武生訳、ソフトバンク、1995年8月)
    日本名、小林剣。アメリカのadobe社でCJKのフォント開発に携わる。
  2. 川俣晶『パソコンにおける日本語情報処理ハンドブック』(技術評論社、1999年6月)
    日本におけるパソコンの歴史とその中での日本語情報処理を解説。
  3. 安岡孝一・安岡素子『文字コードの世界』(東京電気大学出版局、1999年9月)
    世界の文字コードを簡潔に解説した教科書。資料としても使える。 http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/の「漢字袋」(コンピュータ異体字典)も有益。
  4. 伊藤隆幸「文字コードの話」
    文字コード関係の情報は、Web上に数多くある。ここはその一例。

文字集合

  1. 横山詔一、笹原宏之、野崎浩成、エリク・ロング編『新聞電子メディアの漢字―朝日新聞CD-ROMによる漢字頻度表―』 (三省堂、1998年7月)
    国立国語研究所のメンバーによる学術書。文字メディアの特質を見極めようとする視点がユニーク。コンピュータ言語学に対する過度の期待をうち破っている。
  2. 小池和夫・府川充男・直井靖・永瀬唯『漢字問題と文字コード』(太田出版、1999年10月)
    印刷・組版・編集の仕事に従事しつつ、印刷史に造詣の深い著者達による論考。「漢和辞典ではわからない漢字問題の核心に迫る」との表紙カバーの言はその内容を的確に示す。
  3. 文化庁国語課編『明朝体活字字形一覧 1820年〜1946年』 (大蔵省印刷局、1999年9月)
    国語審議会が、表外漢字の字体を検討する参考資料として作成。担当は小宮山博史(佐藤タイポグラフィ研究所)。近代活字の字種と字体の実態を示すものとして貴重。

日本工業規格(Japanese Industrial Standard、略称JIS)

  1. JIS C 6226-1978 情報交換用漢字符号系
    いわゆる「78JIS」。第1・第2水準の漢字(約6300字)及び記号類を規定。
  2. JIS C 6226-1983 情報交換用漢字符号系(後、JIS X 0208-1983 と改称)
    いわゆる「83JIS」。78JISを改訂。「鴎」「涜」などの字体変更を実行。
  3. JIS X 0208-1990 情報交換用漢字符号
    83JISの「鴎」「涜」等を継承。日本規格協会フォント開発普及センターの平成明朝体を採用。
  4. JIS X 0212-1990 情報交換用漢字符号―補助漢字
    5,801字の漢字を追加。
  5. JIS X 0221-1995 国際符号化文字集合(UCS)―第1部 体系及び基本多言語面
    ISO/IEC 10646-1-1993 をJIS化したもの。取り敢えずUnicodeと同じとしておいてよい。20,902字の漢字。ISOは国際標準化機構、IECは国際電気標準化会議。
  6. JIS X 0208:1997 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
    芝野耕司を委員長とする符号化文字集合調査研究委員会(JCS)が原案策定。 符号化方法と文字同定とに関して明確化を達成。
  7. JIS X 0213:2000 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合
    いわゆる第3・第4水準。約4,300字の漢字・非漢字を追加。

JIS 漢字(規格策定関係者による論考)

  1. 林大「漢字の問題」(『岩波講座日本語3 国語国字問題』岩波書店、1977年1月、pp.101--134)
  2. 西村恕彦 「漢字のJIS」(『標準化ジャーナル』1978年5月)
  3. 野村雅昭「JIS C 6226 情報交換用漢字符号系の改正」(『標準化ジャーナル』1984年3月)
  4. 田嶋一夫「JIS漢字表の利用上の問題」(『情報管理』1979年10月)
  5. 田嶋一夫編『最新JIS漢字辞典』(講談社、1990年11月、絶版)
  6. 芝野耕司編著『JIS漢字字典』(日本規格協会、1997年11月)
    JIS X 0208:1997の全文に加えて、豊富な人名・地名用例を掲載。索引も充実。
  7. 芝野耕司「国際符号化文字集合(ISO/IEC 10646-1)のJIS化と今後の拡張」(『国語学』第178集、国語学会、1994年9月)
  8. 芝野耕司「JIS X 0221(ISO/IEC 10646)の目指すもの―文字コードと日本の国際対応―」(情報処理学会情報規格調査会『情報技術標準ニュースレター』No. 40、1998年11月)
  9. 芝野耕司「メディアとしての文字とJISでのその電子化」(『月刊本の窓 』1998年9月10月合併号、小学館)
    PDF版は http://jcs.aa.tufs.ac.jp/jcs/X0208/にあり。他に、「JIS漢字の歴史 」(「日本語の文字と組版を考える会」第8回〈1998年3月8日〉の講演予稿 )、「JIS漢字批判に答えて」(同)。
  10. 豊島正之「JIS漢字批判の基礎知識(誤植訂正済)」(「日本語の文字と組版を考える会」第8回〈1998年3月8日〉の講演予稿 )
    PDF版は http://jcs.aa.tufs.ac.jp/jcs/X0208/にあり。 豊島の論考は入手しづらいが有益なものが多い。
  11. 豊島正之「文字の符号化―新JIS漢字第3・第4水準の開発から見た―」(京都大学大型計算機センター第64回研究セミナー「東洋学へのコンピュータ利用」 、2000年3月24日)
  12. 笹原宏之「JIS漢字と位相」(『日本語学』12巻8号、明治書院、1993年7月)
  13. 笹原宏之「JIS漢字における国字・新字・異体字の典拠―JIS漢字幽霊文字研究序説―」(『文化女子大学紀要 人文・社会科学研究』第3集、1995年1月)
  14. 笹原宏之「JIS X 0208改正案説明資料―典拠未詳字に関する調査状況(中間報告)」(日本規格協会INSTAC、JCS調査研究委員会、1995年11月)
  15. 笹原宏之「字体に生じる偶然の一致―「JIS X0208」と他文献における字体の「暗合」と「衝突」―」(『日本語科学』1、国立国語研究所、1997年4月)
  16. 笹原宏之「「JIS X 0208」における音義未詳字に対する原典による同定―「標準コード用漢字表(試案)」と「国土行政区画総覧」―」(『国語学 研究と資料』第20号、1996年12月)
  17. 池田証寿「新旧包摂字と新旧分離字―JIS漢字の所拠漢字表と包摂規準―」(『訓点語と訓点資料』記念特輯、訓点語学会、1998年3月)
    PDF版はhttp://member.nifty.ne.jp/shikeda/kt9803.pdfにあり。
  18. 池田証寿「地名の漢字をインターネットで検索する」(『国語国文研究』113号、北海道大学国語国文学会、1999年10月、 http://member.nifty.ne.jp/shikeda/kkd4.htmも参照)

文字コード関連の標準化団体

  1. 通産省工業技術院 日本工業標準調査会(JISC) http://www.jisc.org/index.htm
  2. 日本規格協会情報技術標準化センター(INSTAC) http://www.jsa.or.jp/develop/instac/index.htm
  3. 符号化文字集合調査研究委員会(JCS) http://jcs.aa.tufs.ac.jp/JCS/
  4. 情報処理学会情報規格調査会文字コード標準体系検討専門委員会 http://www.itscj.ipsj.or.jp/domestic/mojicode/
  5. ISO(The International Organization for Standardization) http://www.iso.ch/
  6. ISO/IEC JTC 1/SC2 - Coded character sets http://anubis.dkung.dk/jtc1/sc2/
  7. Uncode コンソーシアム http://www.unicode.org/

論争(Unicode批判、JIS漢字批判と大規模漢字集合プロジェクト)

  1. 坂村健「デジタル・ミュージアムと文字」(西野嘉章編『歴史の文字 記載・活字・活版』(東京大学出版会、1996年)
  2. 島田雅彦・笠井潔・井上夢人・柳瀬尚紀・加藤弘一『電脳売文党宣言』(アスキー出版局、1997年2月)
  3. 川上進「日本語と文字コードのあいだで 芝野耕司氏と小林龍生氏に聞く」(『季刊・本とコンーピュータ』1号(1997年夏号)(大日本印刷株式会社ICC本部発行、トランスアート発売)
  4. 太田昌孝『いま日本語が危ない』(丸山学芸図書、1997年9月)
  5. 日本文藝家協会「国語審議会への要望書」(1997年10月13日付け) http://www3.mediagalaxy.co.jp/bungeika/youb1013.html
  6. 平凡社編『電脳文化と漢字のゆくえ 岐路に立つ日本語』(平凡社、1998年1月)
  7. 日本文藝家協会『1998年1月22日開催「漢字を救え! 文字コード問題を考えるシンポジウム」全記録』(日本文藝家協会、1998年7月)
    1998年1月22日開催のシンポジウムの全記録。
  8. 坂村健「文字コードは文化の担い手」(『日経パソコン』No.301、同303、日経BP社、1997年)
    坂村はTRONプロジェクトのリーダー。各種媒体で、Unicode批判、JIS漢字批判を展開。
  9. 芝野耕司「JIS漢字批判に答えて 」(「日本語の文字と組版を考える会」第8回〈1998年3月8日〉の講演予稿) http://jcs.aa.tufs.ac.jp/jcs/X0208/
  10. 豊島正之「JIS漢字批判の基礎知識(誤植訂正済)」(「日本語の文字と組版を考える会」第8回〈1998年3月8日〉の講演予稿 )
  11. 松岡榮志「「漢字の危機」は杞憂にすぎない」(『中央公論』第113巻第4号、中央公論社、1998年4月)
  12. 府川充男「当今「漢字問題」卑見」(『ユリイカ』第30巻第6号、青土社、1998年5月)
    『ユリイカ』のこの号は、「文字」を特集。
  13. 前田年昭「“工業に立ち向かう文化”という幻想 〜「JIS批判」翼賛体制は如何にして成立したのか?」(『ユリイカ』第30巻第6号、青土社、1998年5月) http://www.linelabo.com/
  14. 「表外漢字字体表試案」(『第21期国語審議会報告 新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告)』、国語審議会、1998年6月24日) http://www.bunka.go.jp/2/1/4/II-4-C.html
  15. 加藤弘一「国語審議会中間報告と 78JIS再評価」(1998年6月30日付け) http://www.horagai.com/
  16. 山本太郎「問題は、大か小かではない ユニフィケーション批判に対する反批判」(1998年11月) http://www.kt.rim.or.jp/~tyamamot/charcode/daisho.html
  17. 鈴木一誌「『テクストは文字の集合』か?」(『文藝』第37巻第4号、河出書房新社、1998年11月)
    『文藝』のこの号は、「「文字コード問題」とは何か」を小特集。
  18. 「誌上実験 四つの「五重塔」」(『This is 読売』1998年11月号、読売新聞社)
    この号『This is 読売』は、「どこへ行く漢字」と題して 文字コード問題を特集。
  19. 池田証寿「「五重塔」の《原テキスト》」(1998年11月)
    『This is 読売』(『デマイズ読売』との風評あり)の誌上実験を批判したもの。 http://member.nifty.ne.jp/shikeda/rohan.html
  20. 「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号 化拡張漢字集合(案)」文字集合最終案公開のお知らせ(1999年7月15日付け) http://jcs.aa.tufs.ac.jp/fdis-an.htm
  21. 小池和夫・府川充男・直井靖・永瀬唯『漢字問題と文字コード』(太田出版、1999年10月)
  22. 「特集:歴史学系データベースと文字コード系」(『人文学と情報処理』第25号、勉誠出版、1999年10月)
    1999年3月、東京大学史料編纂所における歴史的なシンポジウムの記録。
  23. BTRON仕様OSの新バージョン「超漢字」発売(1999年11月)
    「今昔文字鏡」を採用。13万字を登載。
  24. JIS X0213:2000「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合」(日本規格協会、2000年2月)
  25. 加藤弘一『電脳社会の日本語 文春新書』(文藝春秋、2000年3月)

大規模漢字集合プロジェクト

  1. e漢字 http://nohara.u-shimane.ac.jp/ekanji/
  2. 今昔文字鏡 http://www.mojikyo.org/
  3. GT明朝(東京大学文学部) http://www.l.u-tokyo.ac.jp/GT/index.html
  4. TRONプロジェクト http://www.tron.org/

78JISまで―JIS漢字原典資料の探索

  1. 情報処理学会規格委員会編『電子計算機の国際標準化/ISOの動きとわが国の歩み』(社団法人情報処理学会、1971年3月)
    「第4章 漢字コード」(林大執筆)によれば、 1969年12月、情報処理学会規格委員会に漢字コード 専門委員会を設置、 「国語学・言語学専攻の人々を中心のメンバーとして、標準コード用 の記号文字の選択とその配列順序について試案を作るため、1970年1月から 毎月1回会合を開いて検討を進めてい」たことが分かる。 その成果は、次の報告書にまとめられる。
  2. 「標準コード用漢字表(試案)」(情報処理学会漢字コード委員会、1971年10月)
  3. 「行政情報処理用標準漢字選定のための漢字使用頻度および対応分析結果」(行政管理庁、1974年3月)
  4. 「行政情報処理用基本漢字に対する符号付与に関する調査研究報告書〔付表〕」(行政管理庁行政管理局、1975年3月)
    行政情報処理用基本漢字(第2次試案)として2,817字を選定。
  5. 「情報交換のための漢字符号の標準化に関する調査研究報告書」(日本情報処理開発センター、1975年3月)
  6. 「情報交換のための漢字符号の標準化に関する調査研究報告書」(日本情報処理開発センター、1976年3月)
    この二つは、JIS C 6226-1978(78JIS)の原案作成委員会の報告書そのものである。
  7. 「漢字整理番号表」(日本情報処理開発センター、1975年3月)
    『新字源』(第63版、角川書店)を元に、調査対象漢字表の 文字同定及び整理を行ったもの。

2.以下は、いわゆる「灰色文献(Gray literature)」 である。特に、3.は従来知られていなかった資料であり、97JIS原案を策定したJCS委員会が発掘したもの。

文字とメディア

  1. 藤枝晃『文字の文化史』(岩波書店、1971年)→『文字の文化史 講談社学術文庫』(講談社、1999年12月)
  2. 江守賢治『解説字体辞典』(三省堂、1986年11月、新装版1998年あり)
  3. 原田種成『漢字小百科辞典』(三省堂、1989年4月)
  4. 豊島正之「電子化テキストの国際的共有―付総括―」(『国語学』第178集、国語学会、1994年9月)
  5. 家辺勝文「電子化テキストと書物との接点―テキスト・データベースとページ構成―」(『国語学』第178集、国語学会、1994年9月)
  6. 紀田順一郎『日本語大博物館 悪魔の文字と闘った人々』(ジャストシステム、1994年1月)
  7. 中西秀彦『活字が消えた日』(晶文社、1994年6月)
  8. 紀田順一郎『日本博覧人物史』(ジャストシステム、1995年)
  9. 西野嘉章編『歴史の文字 記載・活字・活版』(東京大学総合研究博物館、1996年)
  10. 津野海太郎『本はどのように消えてゆくのか』(晶文社、1996年2月)
  11. 府川充男『組版原論 タイポグラフィと活字・写植・DTP』(太田出版、1996年4月)
  12. 富田倫生『本の未来』(アスキー、1997年3月)
  13. 富田倫生『インターネット快適読書術』(ひつじ書房、1998年10月)
  14. 家辺勝文『デジタルテキストの技法』(ひつじ書房、1998年7月)
  15. 漢字文献情報処理研究会編『電脳中国学』(好文出版、1998年11月)
  16. 横山詔一、笹原宏之、野崎浩成、エリク・ロング編『新聞電子メディアの漢字―朝日新聞CD-ROMによる漢字頻度表―』 (三省堂、1998年7月)
  17. 豊島正之「書評 横山詔一、笹原宏之、野崎浩成、エリク・ロング 編『新聞電子メディアの漢字―朝日新聞CD-ROMによる漢字頻度表―』」 (国立国語研究所編『日本語科学』6、国書刊行会、1999年10月)
  18. 當山日出夫「コンピュータの文字に対する意識について ―錯綜するJIS漢字論の根底にあるもの―」(『国語と国文学』平成11年5月号、東京大学国語国文学会編、至文堂、1999年5月)
  19. 池田証寿「徒然草第百三十六段の一解釈―漢字使用の実態と漢字字体規範意識とのずれ―」(『国語と国文学』平成11年5月号、東京大学国語国文学会編、至文堂、1999年5月)
  20. 津野海太郎『だれのための電子図書館? HONCO双書』(大日本印刷株式会社ICC本部発行、トランスアート発売、1999年11月)
  21. 文字鏡研究会編『パソコン悠悠漢字術』(紀伊国屋書店、1999年)
  22. 小池和夫・府川充男・直井靖・永瀬唯『漢字問題と文字コード』(太田出版、1999年10月)
  23. 富田倫生「青空文庫と外字」(『人文学と情報処理』第26号、勉誠出版、2000年4月)

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