シンポジウム「古辞書データ共有と拡張」

漢字字体規範史データセット保存会第4回総会

日時:2023/1/21(土) 13時〜17時

場所:オンライン開催 (Zoom + YouTube Live) ※参加無料

事前登録:https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=WgYfnQMt70Gf98AUO1nLLO2WabrYvrhNo6HgWYAOd99UN1NNRUpGUkxGQjJUSkc3MFlZOUZNWDJFUS4u


共催


プログラム

    第一部:シンポジウム「古辞書データ共有と拡張」

  • 13:00-13:30
    「CHISE における HDIC サポートの現状と課題」
    守岡知彦(京都大学)
  • 13:30-14:00
    「HDIC Viewer 2023:古辞書総合情報ポータルサイトの構築に向かって」
    劉冠偉(東京大学)
  • 14:00-14:30
    「TEIガイドラインにもとづく古辞書の電子テキスト化とその意義」
    岡田一祐(北海学園大学)
  • 14:30-14:45
    休憩
  • 14:45-15:15
    「仏典文字の標準化におけるSATの取組み」
    永崎研宣(人文情報学研究所)、王一凡(東京大学教育学研究科/人文情報学研究所)
  • 15:15-15:45
    「古辞書文字の標準化へ向けて:観智院本類聚名義抄を中心に」
    李媛(関西大学)
  • 15:45-16:00
    休憩
  • 16:00-16:50
    特別講演:「日本古辞書データセット」
    池田証寿(北海道大学 名誉教授)
  • 第二部:HNGデータセット保存会総会

  • 17:00-17:15
    HNGデータセット保存会総会
    内容:2021年3月〜2022年12月の活動報告、今後の活動計画

シンポジウム「古辞書・漢字音研究と人文情報学」

  • 日時:2022年3月10日(木)9:30〜17:20
  • 場所:オンライン開催(Zoom)※参加無料・お申し込みhttps://forms.office.com/r/ZU28KHQm3q

プログラム

開会の挨拶
  • 09:30〜 池田証壽(北海道大学)
研究発表
司会 午前:藤本灯(京都府立大学) 午後:大槻信(京都大学)、鈴木慎吾(大阪大学)
  • 09:45〜10:20 「毛利貞斎著『増続大広益会玉篇大全』研究の現在—データベース化に先立って—」中野直樹(常葉大学短大部)
  • 10:20〜10:55 「『名語記』の注釈構造—他の古辞書との差異—」小林雄一(漢検漢字文化研究所)
  • 10:55〜11:30 「疫病の語彙と疫病観」本庄総子(京都府立大学)
□11:30〜13:00休憩・昼食
  • 13:00〜13:40 「字形再現による観智院本類聚名義抄の掲出字についての考察」李媛(北海道大学)、池田証壽(北海道大学)
  • 13:40〜14:20 「図書寮本類聚名義抄の高度な構造化テキストの作成における問題点—注文構造の把握を中心に」申雄哲(韓国・慶星大学)、劉冠偉(東京大学史料編纂所)
  • 14:30〜15:10 「「玉篇佚文検索システム」の試作および『三教指帰』成安注所引『玉篇』佚文について」澤田達也(京都産業大学)
  • 15:10〜15:50 「「資料横断的な漢字音・漢語音データベース」の設計と発展的な運用について」加藤大鶴(跡見学園女子大学)、石山裕慈(神戸大学)、佐々木勇(広島大学)、高田智和(国立国語研究所)

講演 司会 池田証壽
  • 16:00〜17:00 「デジタル研究基盤における文字情報の記述と共有」永崎研宣(人文情報学研究所)
閉会の挨拶 池田証壽

懇親会(オンライン) 連絡先:hdic_info@let.hokudai.ac.jp(劉・李)

備考 ※本シンポジウムは下記科研費による共催です。
◆共催
  • 基盤研究(A)「平安時代漢字字書総合データベースの機能高度化と類聚名義抄注釈の作成」(池田証壽)
  • 基盤研究(B)「『色葉字類抄』の語彙研究および総合データベースの構築」(藤本灯)
◆協力
  • 基盤研究(C)「佚文資料を用いた字書『玉篇』音韻体系の研究」(澤田達也)
  • 基盤研究(C)「資料横断的な漢字音・漢語音データベース構築・公開に向けた基礎的研究」(加藤大鶴)
  • 挑戦的研究(萌芽)「異種古辞書間におけるデータ連携モデルの構築」(藤本灯)

シンポジウムのお知らせ

2022年3月10日(木)古辞書・漢字音研究と人文情報学をテーマとしてシンポジウムをオンラインで開催します。詳細は後日(1月末頃)に案内します。


HDIC Viewer移転のお知らせ

HDIC Viewerの新しいURLはhttps://viewer.hdic.jp/に変更します。現在のURL(https://hdic2.let.hokudai.ac.jp)は2月末頃に廃止する予定です。


跨文化汉字研究海外专家访谈03:池田证寿教授

令和2年度(2020)科研費基盤A「平安時代漢字字書総合データベースの機能高度化と類聚名義抄注釈の作成」研究集会

  • 日時:2020年9月25日 (金) 
  • 会場:Zoom( 詳細はhdic_info[atmark]let.hokudai.ac.jpまで問い合わせ願います)
  • 主催:日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)「平安時代漢字字書総合データベースの機能高度化と類聚名義抄注釈の作成」(北海道大学・池田証壽)

研究集会プログラム

  • 13:00~13:30 Zoomアクセスのチェック
  • 13:30〜13:40 挨拶(HDICプロジェクトの今年度の研究活動について)–池田証壽(北海道大学文学研究院)
  • 13:40〜14:20 HDIC Viewer 2020 — 劉冠偉(北海道大学文学院)
  • 14:20〜15:00 観智院本類聚名義抄掲出字のグリフ作成について — 李媛(北海道大学文学研究院)
  • 15:00〜15:10 休憩
  • 15:10〜16:00 『大般若経字抄』の同音字注と改編本『類聚名義抄』の共通祖本 — 鈴木裕也(京都大学文学研究科)
  • 16:10〜17:00 漢語上古音データベース「諸家詩經韻讀」の構築について (上古音入門講座を兼ねて)– 鈴木慎吾(大阪大学言語文化研究科)
  • 17:00〜17:30 全体会議(意見交換,各種研究会アナウンス等)

漢デジ2019

  • 日時:2019年8月22日 (木) ~24日 (土)
  • 会場:北海道大学文学研究院323室および人文・社会総合教育研究棟W309(札幌市北区北10西7
  • 主催:日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)「平安時代漢字字書総合データベースの機能高度化と類聚名義抄注釈の作成」(北海道大学・池田証壽)

日本古辞書解読セミナー

8月22日(木) 文学研究院323室

  • 9:00~12:00 高山寺本『篆隷万象名義』 — 李 媛(京都大学・日本学術振興会)
  • 14:00~17:00 天治本『新撰字鏡』 — 池田 証壽(北海道大学)

8月23日(金) 文学研究院323室

  • 9:00~12:00 図書寮本『類聚名義抄』 — 申 雄哲(韓国・慶星大学韓国漢字研究所)
  • 14:00~17:00 観智院本『類聚名義抄』 — 池田 証壽・鄭 門鎬・張 馨方(北海道大学)

研究講演会

8月24日(土) 人文・社会総合教育研究棟W309

  • 13:00~13:10 開会挨拶
  • 13:10~13:50 HDIC Viewer 2019の現状 — 劉 冠偉(北海道大学・日本学術振興会DC2
  • 13:50~14:30 一切経音義字体注記と『妙法蓮華経』宮廷写経 — 李 乃琦(国際仏教学大学院大学・日本学術振興会)
  •  14:30~15:10 観智院本『類聚名義抄』和訓語彙から垣間見たことばの運行 — 萩原 義雄(駒澤大学)
  • 15:30~16:10 (休憩)
  • 15:30~16:10 TEIによる辞書符号化の動向と課題(仮) — 岡田 一祐(国文学研究資料館)
  • 16:10~16:50 デジタル環境を活かした文字画像共有システムの構築 — 永崎 研宣(人文情報学研究所)
  • 16:50~17:00 閉会挨拶
  • 「古辞書解読セミナー」(定員15名)に参加希望の方は事前に申し込みをお願いします。問い合わせ先:hdic_info[atmark]let.hokudai.ac.jp
  • 「研究講演会」は事前の申し込み不要です。

「いいね!Hokudai」#100 漢字データベースから始まる、人文学研究の未来

第64回国際東方学者会議 SYMPOSIUM II 「中国中古期・日本の古辞書研究の現在」

  • 開催期日:2019年5月18日 (土)
  • 開催場所:日本教育会館 (東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
  • 司会:木田章義(京都大学名誉教授)、太田斎(神戸市外国語大学教授)、水谷誠(創価大学教授)、池田証壽(北海道大学教授)
  • 趣旨説明:木田章義、遠藤光暁(青山学院大学教授)
  • 発表:平山久雄(東京大学名誉教授)、汪維輝(浙江大学教授)、鈴木慎吾(大阪大学講師)、澤田達也(大阪大学特任研究員)、大岩本幸次(大阪市立大学准教授)、大槻信(京都大学教授)
  • http://www.tohogakkai.com/ICES-program.html

国際シンポジウム「古辞書研究の射程」

  • 開催期日:平成30年8月25日 (土) ~ 平成30年8月26日 (日)
  • 開催場所:国立国語研究所 (東京都立川市緑町10-2)
  • 主催:
    日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「平安時代漢字字書総合データベースによる研究基盤の確立」池田 証壽 (北海道大学 教授)
    国立国語研究所共同研究プロジェクト 「通時コーパスの構築と日本語史の新展開」小木曽 智信 (国立国語研究所 言語変化研究領域 教授)
  • 共催:
    人間文化研究機構共同研究プロジェクト 「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化」高田 智和 (国立国語研究所 言語変化研究領域 准教授)
  • 参加費・事前申し込み:不要
  • プログラム詳細

新撰字鏡全文テキストデータベース公開

2018年6月28日、天治本新撰字鏡の全掲出字と全注文の翻刻テキストのタブ区切りデータをgithubで公開しました。https://github.com/shikeda/HDICからダウンロードしてください。(2018年6月28日記、7月4日字句修正)

篆隷万象名義全文テキストデータベース公開

2016年9月1日、篆隷万象名義の全文翻刻テキストのタブ区切りデータをgithubで公開しました。ファイル名はKTB.txtです。https://github.com/shikeda/HDICからダウンロードしてください。(2016年9月3日記)

漢デジ2016:
平安時代漢字字書総合データベースによる研究基盤の確立

2016年8月26日(金)13:30〜18:00
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W308

講演

・池田証壽(北海道大学)
平安時代漢字字書総合データベースの展開

・鈴木慎吾(大阪大学)
『篇韻データベース』の構築について

・申雄哲(日本学術振興会・京都大学)
図書寮本類聚名義抄の本文解読とデータベース作成上の問題点

全体討論

(司会)
・永崎研宣(人文情報学研究所)
・池田証壽(北海道大学)

主催
日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「平安時代漢字字書総合データベースによる研究基盤の確立」(代表:池田証壽)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H03422/

人文情報学セミナー

講師:永崎研宣(人文情報学研究所)
8月24日(水)13:30〜18:00
8月25日(木)9:00~12:00 13:30〜18:00
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W308

平安時代漢字字書総合データベースの概要

平安時代漢字字書総合データベース(Integrated Database of Hanzi Dictionaries in Early Japan、略称HDIC)は、次に掲げる日本・中国の漢字字書データベースから構成される。

日本

  • 『篆隷万象名義』(空海撰、9世紀初、約16,000字、高山寺本篆隷万象名義、Kosanjibon Tenrei Bansho Meigi、略称KTB) 試行版 全文テキスト(Github)
  • 『新撰字鏡』(天治本、昌住撰、10世紀初、約21,000字、天治本新撰字鏡、Tenjibon Shinsen Jikyo、略称TSJ) 試行版
  • 『類聚名義抄』(図書寮本、1100年前後、約3,600項目、図書寮本類聚名義抄、Zushoryobon Ruiju Myogisho、略称ZRM) 準備中
  • 『類聚名義抄』(観智院本、12世紀後半、約32,000項目、観智院本本類聚名義抄、Kanchi’inbon Ruiju Myogisho、略称ZRM) 内部使用限定

中国

  • 『玉篇』(梁・顧野王撰、543年成、現存2,087字、原本玉篇、Yuanben Yupian、略称YYP) 試行版
  • 『大広益会玉篇』(宋・陳彭年等撰、1013年成、約22,800字、宋本玉篇、Songben Yupian、略称SYP) 試行版 全文テキスト(Github)
  • 『大宋重修広韻』(宋・陳彭年等撰、1008年成、約25,300字、宋本広韻、Songben Guangyun、略称SGY)
  • 『龍龕手鏡』(遼・行均撰、997年成、約26,000字、高麗本、Gaoliben Longkan Shoujing、略称GLS) 準備中

連絡先

平安時代漢字字書総合データベース編纂委員会
代表、池田証壽
北海道大学大学院文学研究院言語科学研究室
060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
電話 011-706-3048 (FAX同)
電子メール hdic_info[atmark]let.hokudai.ac.jp ([atmark]を@に変えてください。)